糖質制限をすると、今まで糖質をエネルギー源としていたのを、脂質を燃やすことでエネルギーに変えるようになります。
ですから、糖質制限中は脂質を積極的に取りたいものです。
油と聞いて思い浮かべるのはなんですか?
一般的に身近にあるのはサラダ油、オリーブオイル、ごま油でしょうか。
最近の流行りから、ココナッツオイル、えごま油、亜麻仁油もスーパーなどで見かけるようになりましたよね。
ただ、脂質ならなんでも、いくらでもとっていいということではありません!
糖質制限に最適な良質な油を意識的にとり入れて、太りにくい健康的な体づくりを目指しましょう(≧∇≦)b
〖脂肪の種類とそれを含む食材〗
脂肪には大きく分けて【飽和脂肪酸】と【不飽和脂肪酸】の2つがあり、飽和脂肪酸は牛肉や豚肉、乳製品など動物性の脂肪に多く含まれています。
不飽和脂肪酸は化学構造の違いから、「オメガ3(n-3系脂肪酸)」「オメガ6(n-6
飽和脂肪酸は体内で合成できるため、食事からの取りすぎはよくありませんね。
一方、不飽和脂肪酸のうちオメガ3とオメガ6は体内で作り出せないため、食事から補わなければなりません。
そのため、必須脂肪酸と呼ばれます。
○オメガ3系脂肪酸
○オメガ6系脂肪酸
べにばな油、コーン油、ごま油、サラダ油、マヨネーズなど
普段の食事では、オメガ6系脂肪酸が多くなりがちですよね?
最近の日本人の欧米化した食事ではらオメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸のバランスが崩れがちだと言われているのです(´・_・`)
最も重要なことは、【オメガ3:オメガ6=1:3~5のバランスで摂取すること】です。
この摂取バランスが崩れると、アレルギーの免疫を弱めたり、動脈硬化の危険因子にになる可能性など、体の機能は大きく狂ってしまいます。
オメガ6の油の摂取が多いと、オメガ3の油が体内で効率よく燃えません。
だからといって、オメガ6を極力とらず、オメガ3の油を増やせばいいのか…?
ということではありません!
オメガ6の油も私たちの体にとって無くてはならないものです。
大事なのは摂取バランスである!ということなのです(^-^*)
〖油をバランス良く摂取するためには?〗
○火を通すものには、オリーブ油などのオメガ9系の油を使う
炒め物によく使われるサラダ油はオメガ6系の油です。これをオリーブ油に変えることでオメガ6系の油を減らすことができます。また、オリーブ油は熱に強く酸化しにくいという性質を持っているため、加熱料理には特におすすめです。
○魚や亜麻仁油など、オメガ3系の油をとる
オメガ3系の油は、魚の油や亜麻仁油、しそ油、えごま油です。
酸化されやすいため、加熱する料理には向いていません。
亜麻仁油、えごま油、しそ油はドレッシングとして使ったり、そのまま食べても大丈夫(ゝω・)
目安は小さじ1杯です。
○糖質制限におすすめの油 まとめ
糖質制限には良質な油の摂取が欠かせません。